データフィード 導入事例
2023年11月14日

【データフィード導入事例】株式会社そごう・西武様

株式会社そごう・西武(https://edepart.sogo-seibu.jp/
デジタル戦略本部 e.デパート部
サイト制作担当部長
武藤 豊様
デジタル戦略本部 e.デパート部
サイト制作担当
吉岡 力様
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株式会社そごう・西武は百貨店の「そごう」「西武」、オンラインショップの「e.デパート」を運営しています。本日はそのe.デパート部でサイト制作を担当している武藤様と吉岡様に、データフィード導入のきっかけや、様々な利活用についてお話しを伺いました。

データフィード導入のきっかけ

本日はお時間をいただきありがとうございます。まずは、お二人の業務内容を教えていただけますでしょうか?

武藤様

自社EC「e.デパート」のコンテンツ運用・管理、キャンペーンなどのサイト内販促企画推進および、集客施策などデジタルマーケティング一般を行っています。

吉岡様

同じく「e.デパート」のコンテンツ作成や全体のスケジュール管理を行っていて、直近だとお歳暮の立ち上げからプロモーション活動まで、計画を立てて対応しています。

当社のデータフィードサービスを導入したきっかけを教えてください。

武藤様

メタップスワンの金森さんとかねてより親交があったこともあり、商品検索サイト「Become」に掲載することをきっかけにクロールを使ったデータフィード作成についてご相談させていただき御社にお願いすることになりました。

なぜデータフィードを外注することになったのでしょうか?

武藤様

最初は社内でも相談してみたのですが、データフィードを生成するには新たにシステムの開発が必要で対応が難しいということでした。
1年前のサイトリニューアル時にもデータフィードを出力できる機能を付けようという話にはなったのですが、かなりの開発費用が発生することがわかったため、引き続き御社にクローリングをお願いしています。

ありがとうございます。当社のサービスをご利用いただく際に、他社サービスもご検討されたのでしょうか?

武藤様

はい、前職でも他社のデータフィードサービスを利用していたのでそちらも検討候補にもあがっていたのですが、御社の場合は1言うと10拾ってくれますし、こういうことがやりたいという漠然とした依頼でも「できない」とは絶対に言わず、何とか形にしていただけるので安心して任せられています。

(写真 左:武藤様、右:吉岡様)

データフィード広告について

現在、かなり多くのデータフィードを作成していますよね。

武藤様

広告に関してはGoogle、Yahoo、Criteo、Facebookなどのメディアにおいてデータフィードを活用しています。御社側で各メディア毎にデータフィードを最適化した上で連携いただいておりますが、この最適化のノウハウは他のサービスにはないものと認識しています。

ありがとうございます。直近ではYahoo商品検索の配信も控えていらっしゃるかと思います。配信後の期待される効果も教えてください。

武藤様

今までYahoo!はヤフーショッピングの商品しか検索結果に表示されない仕様でしたが、今後は外部ECの商品も同様に検索結果に表示されることで、新たなお客様への周知が可能になると期待しています。

 

広告以外のデータフィード活用について

広告のお話を伺いましたが、実は御社とのお取組みでは広告以外でのデータフィード活用も多いですよね。

武藤様

はい、先ほどもお伝えした通り、現在のシステムは商品データベースの編集や外部サービスとの連携は非常に困難な仕組みとなっております。自社デジタルメディアでも同様にEC商品データを連携するハードルがとても高い環境でした。
そこで御社にオリジナルのデータフィードを作成いただくことで、柔軟に情報の編集が可能になり、サイトのフロントエンド側のみJavaScriptにてデータフィードを読み込めば、関係サイトで希望する商品などの情報発信が可能になりました。

データフィードを活用することで様々な課題解決につながっているようで嬉しいです。実際はどのような場面で活用されているのでしょうか?

武藤様

アプリとの連携や、メルマガ配信、コスメカレンダーの作成など多岐にわたっていますが、それぞれの使用場面にあわせたオリジナルのデータフィードを作成いただけるので大変助かっています。アプリに関しては、店舗ページをクロールしたものをCSV化し、Yappli側に連携していただいていますが、これを裏側でAPI開発するとなると大変なことになっていたかと思います。

先ほどコスメカレンダーの話が出ましたが、こちらはどういった経緯で作られたのでしょうか?

武藤様

社内で新作コスメの発売日をカレンダーにしたページを作成したいよねという話が出ていたのですが、じゃあ実際どうやって作る?となった時にメタップスワンさんに相談したところ、こういう風に作ったらいいんじゃないですかと提案があって、実際にデータを作成してくれたので驚きました(笑)
色々と複雑なルール設定になっていますが、作成日を起点にして発売開始時期を「先月、当月、翌月」の3種類に分けたデータを作成いただき、そちらをコスメカレンダーのページに反映させています。

私がこういうのもデータフィードを使ってできたよという話をしていると、社内でもだんだんと「それってデータフィードで対応できそうじゃないですか?」という意見が出てきたりして、みんなの頭の体操にもなっていますね(笑)

データフィードサービスを利用して

当社のデータフィードサービスに対する満足度や評価できるポイントを教えてください

武藤様

“こんなことがしたい”と漠然とした依頼でも的確に仕様をまとめていただき、依頼からテスト、実配信までの期間をスピーディーに対応いただいています。また、急な企画や案件にも活用することができているので大変助かっています。

吉岡様

今年から導入した「STAFF START」もそうですが、社内で対応できないところをデータフィード化してもらったもので補えるので、とても重宝しています。
広告以外のコンテンツ寄りのところでもデータフィードが活用できるということが社内で認知されているので、今後もそのような場面での依頼が増えていくかと思います。

ありがとうございます。何かあればいつでもご相談ください。最後に当社のデータフィードサービス導入を検討しているお客様へメッセージをお願いします!

武藤様

データフィードを導入する前は、システム改修のコストや期間に制限があり、サービスを導入することを諦めていたものもありました。広告以外の、外部サービスとの連携も同様で、商品やinformationのデータを外部データ化することで、簡易的にサービス間の連携ができ、様々な切り口でお客様へ情報の発信が可能となっています。
現在一般化されたパッケージやSaaSツールでは対応が難しいカスタマイズでも、データフィードを活用すれば希望する情報の発信を諦めずに実現することができると思います。

武藤様、吉岡様、貴重なお話をありがとうございました!

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