awoo AI とは?EC事業者必見の#ハッシュタグ自動生成ツール
今回は、メタップスワンでもデータフィードの連携を開始した「awoo AI」について、詳しく解説していきます。ここ1~2年でデータフィードの依頼も増えてきているので、導入がまだという事業者様は是非この機会に「awoo AI」を知っていただければと思います。
このページの目次
「awoo AI」とは?
awoo独自の商品理解技術を用いてECサイト上でのユーザーの回遊や購買を促進するAIサジェストプラットフォームです。
データフィード内にある情報をもとに商品特徴を表すハッシュタグをAIが自動生成し、そのハッシュタグをサイト内に最適化された形で表示させることはもちろん、画像レコメンドやサイト内検索のサジェストなどにも応用可能です。
仮に自前でそれらの機能をサイトに追加しようとるすと莫大なコストと時間が発生しますが、awoo AIに任せれば全て自動で行ってくれます。
「awoo AI」の仕組み
STEP1:商品特徴を整理
データフィード内にあるタイトルやディスクリプションなどのテキスト情報や商品画像をもとに、商品が持つ特徴を抽出。AIが各商品の「キーワード」の関連性を分析し、カテゴリや素材、カラー、特徴など顧客の購入意図を予測します。
STEP2:ハッシュタグを自動表示
様々な計算をしながら機械学習を進め、ハッシュタグをサイト内に自動で表示・最適化します。
STEP3:商品特徴別のカテゴリーページを自動生成
ハッシュタグをクリックもしくはタップすると、そのキーワードごとに関連商品が束ねられたカテゴリーランディングページが自動で生成されます。ユーザーはわざわざサイトトップや前ページに戻ることなく、 スムーズな商品検索が可能になります。
STEP4:あらゆるマーケティング活用へ
awoo AIはハッシュタグの自動生成だけでなく、画像レコメンド機能やポップアップ機能、サイト内検索のサジェスト機能など、幅広いオプションを利用することができます。
なぜ商品特徴の"タグ化"が重要なのか
商品を買いたい理由は人によって様々です。Tシャツの購入を例にすると、「シンプルな白いTシャツが欲しいから」という理由の人もいれば、「ランニング用に吸水速乾機能が付いているもの」という特徴に惹かれて購入する人もいるかもしれません。「#白」「#吸水速乾」というように、商品とユーザーの間に商品特徴を捉えたハッシュタグを介在させ、その特徴ごとに商品をグルーピングすることで、人によって異なるニーズをカバーすることが可能になります。
「awoo AI」の強み
- AIによる機械学習
「awoo AI」はタグが自動生成されて終わりではありません。ユーザーの反応、相関関係、在庫状況等からAIが機械学習し、常に最適化を行うことでよりユーザーごとの適切なタグ生成が行われます。 - クッキーレス
「awoo AI」で必要なものは、商品のタイトルや説明文、画像など、"データフィード"の情報がメインとなります。そのため、ユーザーのトラッキングもなく、Cookie情報に依存しないレコメンデーションを可能にしています。 - オプション機能
ハッシュタグの自動生成だけではなく、画像レコメンド機能やポップアップ機能、サイト内検索のサジェスト機能など、幅広いオプションを利用することができます。
改善効果
商品画像だけでは伝わりづらい特徴もハッシュタグで言語化することで、ユーザーの購買行動の質をグンとあげることができます。以下は、awoo AI導入後の改善事例です。
- 回遊率 5.6x (avg. 4.0x)
- 滞在時間 9.1x (avg. 6.0x)
- 離脱率 79%改善 (avg. 75%改善)
- 直帰率 97%改善 (avg. 81%改善)
- CVR 9.8x (avg. 3.0x)
※awoo AIのサービス資料より抜粋
導入までの流れ
awoo AIは導入作業から運用開始まで約2か月前後で開始できます。
▼開始までの主なタスク
- データフィードの連携
- ハッシュタグのデザイン、位置の決定(UIデザイン設計)
- 各APIをサイト内に実装
開始後のタグの最適化や運⽤に関わる作業はawoo側で対応してくれるため、運用リソースは不要です。
重要な「awoo AI」のデータフィード
awoo AIではデータフィード内にあるタイトルやディスクリプションなどのテキスト情報や画像をもとにAIが商品の特徴を整理するため、データフィードの質がとても重要です。
awoo AIは独自のデータフィード作成ルールがありますので、サイトの商品情報を正確にデータ化するために、データフィードサービスを是非ご活用ください。
※一部の画像素材はawoo 株式会社の許可を得て掲載しています(引用元:https://awoo.ai/ja/)