Microsoft広告 Webマーケティング データフィード
2023年9月4日

Microsoft広告を4か月運用した結果

先日インタビューを行ったMicrosoft広告ですが、当社が運営を行っている商品検索サイト「Become」でも今年の4月からMicrosoft検索広告の配信を開始しています。これまでメインで集客を行ってきたGoogleやYahoo!と比較してどのような結果が出ているのか、このブログで紹介していきます。

Microsoft広告とは?

Microsoft広告とはMicrosoft社が2022年5月に提供を開始した広告媒体で、Bingの検索結果に表示される「Microsoft 検索広告(ショッピング広告)」と、EdgeやMSNなどに配信できる「オーディエンスネットワーク広告」の2つが主力のメニューとなっています。

(Microsoft 広告のサービス資料より抜粋/2023年8月時点)

Microsoft(Bing)の国内シェア

現在、Bingの国内デスクトップにおける検索シェアは20.8%と、Googleに次いで2位となっておりYahoo!を超える結果が出ています。(2023年8月時点)
また、2023年2月に新しいBingが発表され5月に一般公開となりましたが、5月以降はさらに利用ユーザーが伸びてきている状況で、今後もシェアの拡大が予想されます。

(参考サイト:https://gs.statcounter.com/search-engine-market-share/desktop/japan

Microsoft広告の特徴

特徴① ファーストパーティデータの活用によりCPCが下がる傾向に

MicrosoftはWindowsやM365を通して多くの1st Party Dataを持っていることが強みの一つです。例えばユーザーが「伊豆 旅行」と検索した場合に、裏側では1st Party Dataを活用して「50代男性 サウナ好き」という個人的な要素が追加された上で検索結果を表示することができるため、入札競争が抑えられ、結果的にCPCが下がる傾向にあります。

特徴② GoogleやYahoo!では届かない層にリーチ

前述した通り、国内のデスクトップにおける検索シェアでは2割を超えており、これまで「GoogleとYahoo!に出しておけば十分」という時代が長く続きましたが、現在ではMicrosoft広告も主力の一つとなってきています。
また「Microsoft Rewardsプログラム」という日々の検索等でポイントがもらえるサービスがあり、他社のポイントサービスとも連携していくとのことなので、今後はスマホユーザーも増えていくと予想されています。

特徴③ 信頼性の高いメディアへの配信

Microsoftがもつ「Edge」「MSN」「Outlook」など、ブランドセイフティを重視したMicrosoft メディアに配信ができるのも特徴の一つです。
さらに、Netflixへの広告配信も可能なので、ブランディングをきちんとやっていきたいという広告主様にはおすすめです。

Microsoft 検索広告を4か月運用した結果

弊社の自社メディアである「Become」においても今年の4月からMicrosoft検索広告への出稿を開始しましたので、Yahoo!・Googleと比較してどのような違いが出ているのか、「CPC」と「出稿金額」の面から解説していきます。

■Becomeの情報
・URL:https://www.become.co.jp/
・概要:様々なECサイトの商品を一括で検索できる商品検索サイト
・月間UU数:約200万
・ユーザー属性:30~40代の女性が多め
・人気カテゴリ:ファッション、ファッション雑貨、インテリア、スポーツ用品
・これまでの集客方法:Yahoo!、Googleのリスティング、SEOがメイン

■結果
CPCは抑えめに開始しましたが、運用2か月目には出稿金額でGoogleを抜き2番目となりました。その後もCPCは上がることはなく、むしろ8月に入りCPCがさらに下がっていますが、出稿金額と総客先のCV数は反比例してどんどん伸びている状況です。
また、Microsoftを開始後、他のプラットフォームのパフォーマンスが下がったというような被りも見られず、全体の出稿金額、クライアントサイドのパフォーマンスも上がっているため、サイト全体の付加価値向上に寄与しています。
※サイト遷移後の送客率等を見ながら効果が見合うように運用をおこなっています

まとめ

Microsoft広告を約4か月間運用してみた結果、弊社の「Become」との相性はかなり良く、CPCを抑えながら出稿金額を伸ばすことができており、その後の送客率とCVRも高い結果が出ています。

特にPCにおける効果が良い状況で、100%スマホユーザーがターゲットというサービスに適しているかどうかはわかりませんが、少なくともPCでもサービスを展開されているのであれば、Bingユーザーが着実に増えてきている今のうちから開始することをおすすめします!

限定の特別メニュー

メタップスワンではMicrosoft広告を導入いただけるお客様向けに、本ブログ等への事例掲載を条件に、以下の特別メニューをご用意しています。

  1. 開始から10万円分の広告配信費用をメタップスワンにて負担
    開始直後は効果が安定しづらいもの。メタップスワンでは開始から10万円分の配信費用を負担し、初月からできる限り高い効果を出せるよう運用をおこなってまいります。
    ※データフィードを使用するメニュー限定となります(ショッピング広告、リターゲティング広告 等)
  2. データフィード作成費用は初期費用及び初月月額費用ともに無料
    Microsoftショッピング広告の運用をメタップスワンにお任せいただける場合、データフィードの初期費用と初月の月額費用ともに無料とさせていただきます。※2ヶ月目からは通常通りとなります
  3. 契約期間に縛りはありません
    10万円を消化以降、効果が見合わないと感じられた場合は、停止いただいて構いません。※停止後も事例掲載にはご協力いただく場合がございます

本メニューは2023年9月1日時点で5社限定とさせていただきます。ご興味またはご質問がありましたら、お気軽にお問合せください。

サービス開始から1年—。今、急激にアカウント数が増えているMicrosoft 広告の全貌

クッキー(Cookie)機能を有効にして再度アクセスしてください
(追跡・トラッキング用途のサードパーティークッキーを除く)