Criteo Webマーケティング データフィード
2023年5月26日

[2023年版]Criteoの新規獲得向け配信オーディエンス総まとめ

Criteoといえばリターゲティングのイメージがまだまだ強いですが、実は新規獲得向けの配信オーディエンスも充実しています。今回はその配信オーディエンスにはどのような種類があって何ができるのかを紹介したいと思います。

Criteoの6つの配信オーディエンス

Criteoの配信を行う際、サイトの課題にあわせて「オーディエンス」と「エンジン」を組み合わせて設定を行います。「オーディエンス」では誰に向けてどのような配信をするのか、「エンジン」ではどのような目標設定で配信を行うのかを決定します。
以下では6つのオーディエンスについて詳しく説明していきます。

①Similar Audience

「Similar Audience」はCriteoで最も歴史のあるサイト訪問ユーザーの類似拡張オーディエンスです。
過去3か月間の閲覧・購入履歴からデータを分析し、12億人を超えるアクティブなオンラインユーザーやCriteoのパブリッシャーネットワークの中からユーザー毎にスコアリングを行い、見込み顧客をターゲティングします。

▼こんな方に特におすすめ
・求人、アパレル、金融、トラベルなど様々な業種
・安定した新規獲得を求める方

②Look a like Audience

「Look a like Audience」はサイトが保有するユーザーリスト等を活用した類似拡張オーディエンスです。
ユーザーリストはハッシュ化されたEmail情報や、Device ID(GAID, AAID),Gum ID,Cookie ID等も使用可能で、直近の閲覧・購入履歴をもとに最も高い類似性をもつユーザーに配信を実施します。

▼こんな方に特におすすめ
・金融、アパレル、単品通販などの業種
・購入単価の高いユーザーやvip会員リスト、リピートユーザーなど様々なセグメントのリストで拡張したい方

③RDAC Audience

「RDAC Audience」は楽天の会員データを使ったオーディエンスセグメントです。
1億人以上の楽天会員情報や閲覧・購買履歴の情報をもとに類似商品の閲覧やデモグラを設定して配信ができるため、精度の高いターゲティングが可能です。

▼こんな方に特におすすめ
・アパレル、コスメ、フィットネスなどの業種
・高い精度をもつデモグラ配信をしたい方

④Commerce Audience

「Commerce Audience」はCriteoが保有するショッパーグラフのオーディエンスから選択ができる配信オーディエンスです。
GoogleProductCategory・価格帯・ブランド・性別・消費習慣から⽬的に適したものを⾃由に選択して配信することができます。例えばGoogleProductCategoryで「ファッション・アクセサリー」を選択、価格帯で「高価格帯」を選択、デモグラで「女性」を選択、消費習慣で「非常に高い」を選択するなど、組み合わせて設定することができるため、よりターゲットに近い層に配信することが可能です。

▼こんな方に特におすすめ
・アパレル、ECモール、コスメなどの業種
・配信ターゲットが細かく決まっている方

⑤Persona Audience

「Persona Audience」はCriteo独自のオリジナルセグメントで、興味関心や購買行動など、ユーザーをグループ化したカテゴリ群に向けた配信オーディエンスです。
例えば求人サイトであれば【求職者】【学生】【若い成人】【旅行好き】をセグメントしたり、コスメサイトであれば【ラグジュアリーに関心】【フィットネスに関心】【オフィス通勤の再開】などを選択し、求めるターゲット層を具体的に絞って配信することが可能です。

▼こんな方に特におすすめ
・求人、コスメ、単品通販など
・人生の節目となる時期や具体的な購入の意思決定に関連するようなユーザーカテゴリに向けて配信したい方

⑥Geo Audience

「Geo Audience」では位置情報をもとに付近にいるユーザーへのリーチが可能です。
例えば、学習塾校舎の周辺10km以内のユーザーに対し資料請求を促す配信を行なったり、アパレルやコスメの店舗近隣にいるユーザーに対し来店購入を促進する配信を行うことができます。

▼こんな方に特におすすめ
・教育、コスメ、アパレル
・リアル店舗等をお持ちで来店や入会の促進を行いたい方

配信オーディエンスまとめ

  1. 「Similar Audience」ー アカウント単位での類似拡張
  2. 「Look a like Audience」ー ユーザー単位での類似拡張
  3. 「RDAC Audience」ー 楽天データをもとにした配信
  4. 「Commerce Audience」ー 購買データをもとにした配信
  5. 「Persona Audience」ー 興味関心データをもとにした配信
  6. 「Geo Audience」ー 位置情報をもとにした配信

さいごに

現在のCriteoはリターゲティングだけでなく、Middle・Upperファネル向けの配信オーディエンスも充実しているので、リタゲだけで配信ボリュームが頭打ちになっている方は是非サイトにあった配信オーディエンスを一度試してみてください。

また、メタップスワンではCriteoの認定代理店として10年以上運用を行っており、フィードベンダーとしてもパートナーに選ばれています。
運用やデータフィードでお困りの場合はお気軽にお問い合わせください。

[2023年版]Criteoの”エンジン”何を選べばいいの?

Criteoの認定代理店制度「Criteo Certified Agency」において、2023年も「Bronze」を獲得、さらにデータフィードベンダーとして「Criteo Tech Partner」に認定されました

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