【2026/5月更新】Xアルゴリズムアップデートの新旧比較と対応方法
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この記事は、Xが公開しているおすすめアルゴリズムのソースコード(1月版・5月版)を直接読み解いた内容をもとにしています。
「なんであの投稿が伸びるんだろう」って思ったことありませんか?
フォロワーがそれほど多くないのに、なぜか何万いいねされている投稿。逆に、頑張って書いたのにほとんど誰にも届かなかった投稿。
「運じゃないの?」と思いたくなりますよね。でも実は、Xのアルゴリズムはかなり具体的なルールで動いていて、そのコードはGitHubで公開されています。
1月に最初のアルゴリズムが公開されましたが、5月に最新のアルゴリズムにアップデートされました。今回はそのコードをじっくり読んで、「投稿が評価される仕組み」をできるだけわかりやすくまとめてみました。特に1月版から5月版への変化に注目すると、「最近なんか伸び方が変わった気がする」という感覚の理由が見えてくるかもしれません。
そもそも、Xはどうやって「おすすめ」を決めているのか
まずは基本の流れから整理しておきましょう。Xには毎日膨大な数の投稿が流れています。あなたの「おすすめ」タブに30〜40件が表示されるまでに、裏側では大きく3つのステップが動いています。
ステップ1:5億件の中から200件に絞る
Xはまず、あなたの過去の行動(どんな投稿にいいねしたか、どんな内容をよく見ているか)をもとに、「この人が好きそうな投稿」を全体から高速に探し出します。この段階で200件まで絞り込まれるイメージです。
ステップ2:200件にスコアをつける
次に、その200件のそれぞれに対して「あなたがこの投稿にどう反応しそうか」をAIが予測します。いいねしそうか、返信しそうか、逆に無視しそうか。これをもとにスコアがつけられるわけです。
ステップ3:不適切なものを除いて表示
スパムや暴力的なコンテンツを除外して、広告も混ぜながら、最終的にあなたのフィードに並ぶ投稿が決まります。
AIは19種類の「あなたの行動」を予測している
Xのシステムは、投稿を見たあなたが「次にどんな行動をとるか」を 19種類 の指標をもとに確率的に予測しています。
高評価につながる行動
| 行動 | 重要度のイメージ |
|---|---|
| いいね | ★★★★★ 最重要 |
| 返信 | ★★★★ |
| リツイート・引用RT | ★★★ |
| 投稿を開いてじっくり読む | ★★★ |
| プロフィールをクリックする | ★★ |
| DMで誰かに共有する | ★★ |
| 著者をフォローする | ★★ |
マイナス評価になる行動
- 「興味なし」を押す
- 著者をブロックする
- ミュートする
- スパム報告する
- ほとんど見ずにスクロールで流す(5月版から新規追加)
「ほとんど見ずに流した」というシグナルが5月版から新たに追加されました。明示的に「嫌い」と押さなくても、「素通り」しただけでマイナスになるようになりました。これは後で詳しく説明します。
1月版から5月版で何が変わったのか
ここからが本題です。コードの変化から見えてきた「5つの重要な変化」を順番に見ていきましょう。
変化① 「いいね」より重要?読まれた「深さ」を計測
1月版のスコア計算は、わりとシンプルでした。
スコア = いいね × 1.0
+ 返信 × 0.5
+ RT × 0.3
+ 滞留 × 0.2
つまり「何かアクションされたかどうか」が主な評価軸だったんですね。5月版では、これが大きく変わっています。新しく計測されるようになったのが以下の3つです。
- 動画を何秒見続けたか(
video_watch_time) - 投稿をどこまでスクロールして読んだか(
scroll_depth) - クリックして開いた後、何秒滞在したか(
click_dwell_time)
「いいねはしなかったけど、最後まで読んでもらえた投稿」もちゃんと評価されるようになった、と考えていいかもしれません。
💡投稿に活かすなら
「最後まで読まれる構成」を意識してみてください。テキスト投稿なら、最初の一文で続きを読みたくなるような問いかけや驚きを入れる。動画なら、最後まで見たくなる展開にする。そういった工夫が、以前より直接スコアに反映されやすくなっているはずです。
変化② スクロールで流されると「即マイナス評価」
5月版では not_dwelled_score(ほぼ見ずに流した) という指標が追加されました。これ、結構大事なポイントかもしれません。
たとえば、バズりそうなキーワードを入れて多くの人に表示されたとしても、みんなにスルーされていたら、「この投稿は価値がなかった」と判定されてしまうわけです。
💡投稿に活かすなら
インプレッション(表示回数)を増やすことより、「表示されたときに読んでもらえるか」の方が大事になってきています。クリックベイト的なタイトルで引き込んでも、中身がなければ逆効果になりえるでしょう。
変化③ 拡散の鍵は「引用RT」への単独高評価
1月版では引用RTはほかのアクションとほぼ同列でしたが、5月版では専用の評価項目が増えています。
- 引用RTのスコアが独立して計測される
- 引用元に動画がある場合、その動画の視聴時間も評価に加わる
- 引用RTを促す投稿かどうかがより細かく判定される
💡 投稿に活かすなら
「あなたならどう思いますか?」「これ、どう感じましたか?」といった、読んだ人が意見を言いたくなるような問いかけを含む投稿は、引用RTを生みやすく、評価が上がりやすい構造になっているかもしれません。
変化④ 「何でも屋」は即終了?トピック一貫性の強化
5月版では「トピック」への対応が大幅に強化されました。Xは投稿の内容を見て「この投稿はどのジャンルか」を自動で判定し、そのジャンルに興味を持っているユーザーに優先的に届けるようになっています。
この判定精度が上がったということは、「同じジャンルの投稿を継続しているアカウント」ほど、そのジャンルに関心の高いユーザーに届きやすくなっているはずです。
💡 投稿に活かすなら
複数のジャンルを混在させるよりも、テーマを絞って継続的に投稿する方が「このアカウントはこのトピックの専門家」と認識されやすく、ターゲットに届くスピードが上がるかもしれません。
変化⑤ 小手先の裏技を破壊する新AI「Grox」の衝撃
これが5月版最大の変化かもしれません。1月版にはなかった Grox(グロックス) というシステムが丸ごと追加されました。投稿の内容を「意味レベルで理解・分類する」仕組みです。
従来のスパム検知は「特定の単語が含まれているか」という表面的なチェックが中心でした。Groxは違います。文章全体の意味を読み取って「この投稿は本当に価値あるコンテンツか、それともスパムか」を判定するんですね。
💡投稿に活かすなら
言葉を少し変えてフィルタをすり抜ける、といった小手先のテクニックは効果が薄くなっているでしょう。中身のある投稿をコツコツ積み上げていく、という正攻法がより重要になってきています。
まとめ:5月版アルゴリズムが教えてくれること
5つの変化を整理するとこうなります。
| 変化 | 投稿への影響 |
|---|---|
| 「読んだ深さ」を計測 | 最後まで読まれる内容・構成が大事 |
| スルーがマイナスに | 表示回数より読まれる質を優先 |
| 引用RTの重視 | 意見を引き出す問いかけが有効 |
| トピック判定の精度向上 | テーマを絞った一貫性のある投稿が有利 |
| 内容の意味を読むAI追加 | 小手先のテクニックより本質的な質が重要 |
1月版から5月版への変化を一言で言い表すなら、「どれだけアクションされたかから、どれだけ真剣に見てもらえたかへの進化」かもしれません。
バズを狙うよりも、読んだ人にとって価値があって、最後まで読みたくなるコンテンツを作ること。それがアルゴリズムの変化と、もっとも自然に向き合える方法だと思います。難しそうに聞こえるかもしれませんが、Webでも言われている「良いコンテンツを作る」というシンプルな原則に立ち返っているのかもしれません。

※ 本記事はGitHubで公開されているXのアルゴリズムコードの解析に基づいています。実際の本番環境で使われているパラメータの数値は非公開であり、実際の挙動と異なる部分がある可能性があります。
ソースコードから読み取った上記の内容から、伸びる可能性がある投稿なのかを採点するプロンプトを作成したので、自己責任の上ChatGPTやClaudeに入れてつかってみてください
プロンプトを表示する
# X投稿スコアリング・プロンプト仕様書
このファイルは、`x-algolithm-may` の分析をもとに、Codex / ChatGPT などでX投稿案を**投稿前に定量チェック**するためのプロンプト仕様です。
目的は「実際のXアルゴリズムを完全再現すること」ではなく、May版コードから読み取れる**評価思想**を投稿作成向けに翻訳し、伸びやすさを比較・改善できるようにすることです。
> **使い方の要点**
> 1. 「評価用プロンプト」(第7章)をCodex/ChatGPTに貼る
> 2. 投稿案を入れて採点させる
> 3. 出てきた改善方針と改善案で投稿を直す
> 4. 点数は**絶対値ではなく改善のための比較指標**として使う(→ 第11章)
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## 目次
1. 前提:May版アルゴリズムの評価フロー
2. 採点の全体設計(配点表)
3. 採点項目の詳細(プラス項目)
4. 減点項目の詳細(マイナス項目)
5. 総合ランク
6. 改善ルール
7. 評価用プロンプト
8. 採点例(キャリブレーション用)
9. 0からアカウントを伸ばす場合の追加評価
10. 投稿改善テンプレート集
11. 注意・免責
---
## 1. 前提:May版アルゴリズムの評価フロー
May版の評価は大きく次の流れです。
```text
候補収集
→ 不適格投稿の除外
→ Phoenixモデルによる反応予測
→ 反応ごとの重み付き合算
→ 著者多様性補正
→ フォロー外投稿補正
→ 可視性 / 安全性フィルタ
→ Top-K選択
```
投稿作成時に意識すべきなのは、Phoenixモデルが予測する**2種類の反応**です。
```text
プラス反応(伸ばす):
いいね / 返信 / リポスト / クリック / プロフィールクリック /
滞在(dwell)/ 動画視聴 / シェア / フォロー
マイナス反応(沈める):
興味なし / ミュート / ブロック / 通報 / 即離脱 / 既読スルー(not_dwelled)
```
投稿の良し悪しは「プラス反応をどれだけ取れて、マイナス反応をどれだけ避けられるか」で決まります。本仕様の採点もこの構造に対応させています。
---
## 2. 採点の全体設計(配点表)
投稿案を**100点満点**で評価します。プラス項目の合計が100点、そこからマイナス項目(最大−35点)を引いて実効スコアを算出します。
| # | 項目 | 配点 | 対応する主なアルゴリズム信号 |
|---|------|-----:|------------------------------|
| 1 | 冒頭停止力 | 18 | クリック / 滞在の起点 |
| 2 | 滞在時間・読了力 | 17 | dwell / 動画視聴 |
| 3 | 返信誘発力 | 14 | reply |
| 4 | いいね・共感力 | 11 | like |
| 5 | リポスト・共有価値 | 12 | repost / share |
| 6 | クリック・プロフィール遷移力 | 9 | click / profile click |
| 7 | フォロー転換力 | 12 | follow |
| 8 | メディア・動画適性 | 7 | 動画視聴 / 画像クリック |
| | **プラス項目 合計** | **100** | |
| 9 | ネガティブ反応リスク | 0〜−20 | not_interested / mute / block / report |
| 10 | フィルタ・安全性リスク | 0〜−15 | 可視性・安全性フィルタ |
```text
実効スコア = プラス項目合計(0〜100) − 減点合計(0〜35)
理論上の範囲: −35 〜 100
```
> **配点の考え方**:返信・リポスト・フォローは、いいねより重く扱われやすい反応です。一方で、すべての反応は「最初の1行で止まる(冒頭停止)」「最後まで読む(滞在)」が起点になるため、この2項目を最上位の配点にしています。
---
## 3. 採点項目の詳細(プラス項目)
各項目は「満点に近い/半分程度/0点に近い」の3段階を目安に採点します。
### 1. 冒頭停止力 ── 18点
タイムラインで最初の1行を見た人が**止まるか**。
- **測るもの**:スクロールを止め、本文クリック・滞在の起点になる力
- **評価観点**
- 誰向けの話か一瞬でわかる
- 結論・違和感・数字・失敗・比較・強い便益のいずれかがある
- 抽象的すぎない
- 釣りだけで中身が薄そうに見えない
| 段階 | 目安 |
|------|------|
| 満点(15〜18) | 対象が明確で、結論か違和感が冒頭にある。具体語で書かれている |
| 半分(7〜12) | 興味は引くが対象がぼやける/抽象的/釣り寄り |
| 0点付近(0〜5) | 日記的・状況説明だけ・誰向けか不明 |
```text
◎ 高評価例:
Xで伸びない投稿、だいたい最初の1行で損しています。
× 低評価例:
今日はSNSについて考えました。
```
### 2. 滞在時間・読了力 ── 17点
最後まで読まれそうか。May版では `dwell` や連続滞在系の予測がスコアに入るため重要です。
- **測るもの**:途中離脱せず読了まで到達する力
- **評価観点**
- 文章が読みやすい
- 一文が長すぎない
- 「続きが気になる」展開構造がある
- 箇条書き・比較・手順・具体例がある
- 読んだ後に得るものが明確
| 段階 | 目安 |
|------|------|
| 満点(14〜17) | 構造化されていて読みやすく、最後に明確な学びがある |
| 半分(7〜11) | 内容はあるが冗長/一文が長い/構造が弱い |
| 0点付近(0〜6) | 文章が詰まっている/結論が見えない/途中で飽きる |
### 3. 返信誘発力 ── 14点
返信したくなる**余白**があるか。
- **測るもの**:reply(返信)を引き出す力
- **評価観点**
- 最後に答えやすい問いがある
- 二択・経験談募集・意見募集になっている
- 反論や補足がしやすい
- 炎上狙いではない
```text
◎ 良い問いの例:
みなさんは、最初に直すなら「冒頭」と「プロフィール」どちらを優先しますか?
```
| 段階 | 目安 |
|------|------|
| 満点(11〜14) | 答えやすい問い(二択・経験談)があり、立場に関係なく答えられる |
| 半分(6〜10) | 問いはあるが漠然/答えにくい/問いが弱い |
| 0点付近(0〜5) | 問いがない/答えようがない/炎上を煽る問い |
### 4. いいね・共感力 ── 11点
読者が「わかる」「役に立つ」「覚えておきたい」と感じるか。
- **測るもの**:like(いいね)を引き出す力
- **評価観点**
- 悩みを言語化している
- 読者の自己理解が進む
- 保存したくなる知識がある
- 具体例がある
| 段階 | 目安 |
|------|------|
| 満点(9〜11) | 読者の悩みを言語化し、具体的で覚えておきたい内容 |
| 半分(4〜8) | 共感はあるが一般論寄り/具体例が薄い |
| 0点付近(0〜3) | 当たり前の内容/自分語りに終始 |
### 5. リポスト・共有価値 ── 12点
他人に共有したくなる内容か。
- **測るもの**:repost / share を引き出す力
- **評価観点**
- チェックリスト化されている
- 図解・比較・テンプレ化しやすい
- 他人に教えたくなる発見がある
- 立場や職種を超えて使える
| 段階 | 目安 |
|------|------|
| 満点(10〜12) | 「誰かに教えたい」発見があり、汎用的で共有しやすい形 |
| 半分(5〜9) | 役立つが共有するほどではない/対象が狭い |
| 0点付近(0〜4) | 個人的すぎる/共有する理由がない |
### 6. クリック・プロフィール遷移力 ── 9点
「この人は何者だろう」と思われるか。
- **測るもの**:click / profile click を引き出す力
- **評価観点**
- 専門性がにじむ
- 体験や実績が自然に入っている
- 投稿ジャンルとプロフィールの一貫性がある
- 続きを見たくなる
| 段階 | 目安 |
|------|------|
| 満点(7〜9) | 専門性・実体験が自然に出ていて、発信者に興味が湧く |
| 半分(4〜6) | 内容は良いが「誰が書いたか」に興味が向かない |
| 0点付近(0〜3) | 匿名的・誰でも書ける内容 |
### 7. フォロー転換力 ── 12点
この投稿を見た人がフォローする理由を感じるか。
- **測るもの**:follow を引き出す力
- **評価観点**
- 今後も同じテーマで役立ちそう
- 発信者の立ち位置が明確
- 一回きりのネタで終わらない
- 連載化・シリーズ化できそう
| 段階 | 目安 |
|------|------|
| 満点(10〜12) | テーマが一貫し、「次も読みたい」と思える継続性がある |
| 半分(5〜9) | 良い投稿だが単発で終わりそう/立ち位置が不明確 |
| 0点付近(0〜4) | 一過性のネタ/フォローする理由がない |
### 8. メディア・動画適性 ── 7点
画像・図解・動画をつけた場合に伸びる余地があるか(テキストのみの投稿でも「メディア化の余地」で採点します)。
- **測るもの**:動画視聴 / 画像クリックの伸びしろ
- **評価観点**
- 比較表やチェックリストにできる
- 画面録画や実演にできる
- 動画なら冒頭1秒で内容がわかる
- 画像クリック / 拡大の理由がある
| 段階 | 目安 |
|------|------|
| 満点(6〜7) | 図解・比較表・実演動画に自然に展開できる |
| 半分(3〜5) | 一部はメディア化できるが効果は限定的 |
| 0点付近(0〜2) | メディアにする要素がない |
---
## 4. 減点項目の詳細(マイナス項目)
プラス項目の合計から、以下の2項目分を**減点**します。
### 9. ネガティブ反応リスク ── 0〜−20点
May版では `not_interested` / `block_author` / `mute_author` / `report` / `not_dwelled` 系がマイナス要素になります。
- **減点観点**
- 煽りが強すぎる
- 攻撃対象が個人や属性に向いている
- 中身より釣りが強い
- 宣伝臭が強い
- 同じ内容の繰り返しに見える
- センシティブ・誤情報・過剰断定のリスクがある
- 読者を不快にするだけで価値が薄い
| 段階 | 目安 |
|------|------|
| 0点(減点なし) | 健全。不快要素・煽り・宣伝臭がない |
| −5〜−10 | やや煽り寄り/宣伝臭/断定が強い |
| −11〜−20 | 個人・属性への攻撃/誤情報リスク/釣りのみ |
### 10. フィルタ・安全性リスク ── 0〜−15点
表示前後のフィルタで落ちる可能性を下げるための項目です。
- **減点観点**
- ミュートされやすい単語が多い
- スパムっぽい
- 過剰なリンク誘導
- 内容が薄い宣伝
- 著作権・個人情報・誹謗中傷のリスク
- 暴力・性的・差別的表現のリスク
| 段階 | 目安 |
|------|------|
| 0点(減点なし) | フィルタに触れる要素がない |
| −3〜−8 | リンク過多/宣伝色/スパム寄りの表現 |
| −9〜−15 | 著作権・個人情報・誹謗中傷・センシティブ表現のリスク |
---
## 5. 総合ランク
実効スコアを次のランクに対応させます(評価用プロンプトの S/A/B/C/D と統一)。
| ランク | 点数帯 | 判定 |
|--------|--------|------|
| **S** | 85〜100点 | 投稿してよい。伸びる可能性が高い |
| **A** | 70〜84点 | 投稿可。冒頭・問い・具体例を直すとさらに良い |
| **B** | 55〜69点 | 弱い。テーマか構成を修正してから投稿 |
| **C** | 40〜54点 | 伸びにくい。読者価値が不足 |
| **D** | 39点以下 | 投稿非推奨。マイナス反応や薄さのリスクが高い |
---
## 6. 改善ルール
採点後、必ず次の順で改善案を出します。前の工程ほど影響が大きいため、順番を守ります。
```text
1. 冒頭を強くする(最初の1行で対象と結論を出す)
2. 読者対象を明確にする(誰向けかを言い切る)
3. 具体例を足す(抽象語を具体語に置き換える)
4. 返信しやすい問いを足す(二択・経験談募集)
5. プロフィール遷移につながる専門性を出す
6. ネガティブ反応リスクを下げる(煽り・宣伝臭・断定を弱める)
```
---
## 7. 評価用プロンプト
以下をCodex / ChatGPTに貼り付けて使います。
```text
あなたはX投稿の編集者兼スコアラーです。
以下の投稿案を、Xのおすすめ表示で伸びやすいかどうか評価してください。
評価は、May版X投稿評価アルゴリズムの考え方を参考にします。
【採点の前提】
- 甘く採点せず、各項目のルーブリックに照らして厳しめに採点する。
- 各項目の点数には、投稿のどの部分が根拠かを必ず1行で示す。
- プラス項目の合計は100点満点。マイナス項目(最大−35点)を引いて実効スコアを出す。
- メディアが付いていないテキスト投稿でも、「メディア化の余地」で項目8を採点する。
【重視するプラス反応】
滞在時間 / クリック / プロフィールクリック / 返信 /
いいね / リポスト / シェア / フォロー / 動画視聴
【重視するマイナス反応】
興味なし / ミュート / ブロック / 通報 / 即離脱 / 既読スルー
【出力フォーマット】
1. 実効スコア: ◯◯ / 100点
2. ランク: S / A / B / C / D
3. 項目別スコア(各行に根拠を1行添える):
- 冒頭停止力: /18
- 滞在時間・読了力: /17
- 返信誘発力: /14
- いいね・共感力: /11
- リポスト・共有価値: /12
- クリック・プロフィール遷移力: /9
- フォロー転換力: /12
- メディア・動画適性: /7
- ネガティブ反応リスク: 0 〜 −20
- フィルタ・安全性リスク: 0 〜 −15
4. 伸びる理由
5. 伸びにくい理由
6. 改善方針(第6章の順番で)
7. 改善後の投稿案を3パターン
- ノウハウ型
- 体験談型
- 返信誘発型
8. 一番おすすめの投稿案とその理由
投稿案:
"""
ここに投稿案を入れる
"""
```
---
## 8. 採点例(キャリブレーション用)
採点のブレを減らすため、実際に1投稿を採点した例を載せます。自分で採点した結果がこの例と大きくずれる場合は、基準を見直してください。
**対象の投稿案**
```text
Xで伸びない投稿、だいたい最初の1行で損しています。
タイムラインでは、最初の1行で「自分向けか」を判断されます。
ここで止まらなければ、本文がどれだけ良くても読まれません。
最初の1行で意識することは3つです。
1. 誰向けかを書く(例:「発信を始めたばかりの人へ」)
2. 結論か違和感を先に出す
3. 抽象語を具体語に変える(「SNS」→「Xの最初の1行」)
まず直すなら、1だけで十分です。
読者は「自分の話だ」と思った瞬間に止まります。
みなさんは、最初に直すなら「冒頭」と「プロフィール」どちらを優先しますか?
```
**採点結果**
| 項目 | 点数 | 根拠 |
|------|-----:|------|
| 冒頭停止力 | 16 / 18 | 結論+数字で対象が明確。具体語で書けている |
| 滞在時間・読了力 | 15 / 17 | 短文+3点リストで読みやすい。学びが明確 |
| 返信誘発力 | 12 / 14 | 最後に答えやすい二択の問いがある |
| いいね・共感力 | 9 / 11 | 悩みの言語化はあるが具体例がやや一般的 |
| リポスト・共有価値 | 9 / 12 | チェックリスト化されているが汎用性は中程度 |
| クリック・プロフィール遷移力 | 6 / 9 | 専門性は感じるが実体験・実績が薄い |
| フォロー転換力 | 8 / 12 | テーマは一貫。シリーズ化の示唆がやや弱い |
| メディア・動画適性 | 5 / 7 | 3点リストを比較表・チェック画像にしやすい |
| ネガティブ反応リスク | 0 | 煽り・宣伝臭なし |
| フィルタ・安全性リスク | 0 | フィルタ要素なし |
| **実効スコア** | **80 / 100** | **ランク A** |
**講評**:構造が良く読了されやすい。伸ばすなら、項目6(クリック・プロフィール遷移力)を上げるために実体験・実績を1行足し、項目7(フォロー転換力)のためにシリーズ化を匂わせる一文を加える。
---
## 9. 0からアカウントを伸ばす場合の追加評価
新規アカウントでは、投稿単体のバズよりも「**何の人か**」が伝わることを重視します。
第3章の採点に加えて、次の観点をチェックします。
```text
□ 専門テーマの一貫性
□ プロフィールを見たくなるか
□ 次回投稿も読みたくなるか
□ 同じテーマで30日続けられるか
□ フォローする理由が明確か
```
新規アカウント向けの理想投稿は次のどれかです。
```text
・初心者向けノウハウ
・実験 / 検証結果
・失敗談と改善策
・比較 / チェックリスト
・成長過程の共有
```
> **採点への反映**:新規アカウント運用時は、項目6(クリック・プロフィール遷移力)と項目7(フォロー転換力)を特に厳しく見ます。単発でバズる投稿より、「テーマが一貫していてフォローする理由がある投稿」を優先してください。
---
## 10. 投稿改善テンプレート集
### ノウハウ型
```text
〇〇で失敗する人は、だいたい△△を見落としています。
見るべきポイントは3つです。
1. ...
2. ...
3. ...
まず直すなら、□□からで十分です。
あなたなら最初にどこを直しますか?
```
### 体験談型
```text
〇〇を始めた頃、いちばん失敗したのは△△でした。
当時は□□だと思っていましたが、実際は違いました。
変えたことは3つです。
1. ...
2. ...
3. ...
同じ失敗をしている人は、まず□□だけ試してみてください。
```
### 比較型
```text
初心者は〇〇より△△を優先した方がいいです。
理由はシンプルで、〇〇は成果が出るまで遠いからです。
比較するとこうです。
〇〇:
- ...
- ...
△△:
- ...
- ...
最初の一歩なら、私は△△を選びます。
```
### 返信誘発型
```text
〇〇で伸びる人と伸びない人の違いは、才能より△△だと思っています。
伸びる人:
- ...
- ...
伸びない人:
- ...
- ...
みなさんは、どちらが大きい差だと思いますか?
```
---
## 11. 注意・免責
この採点は、**公開コードから読み取れる評価思想を投稿作成向けに翻訳したもの**です。
実際のXランキングは、ユーザーごとの履歴、表示面、時刻、実験設定、ネットワーク関係、安全性判定、リアルタイムの候補集合などに左右されます。
そのため、点数は**絶対値ではなく「改善のための比較指標」**として使ってください。同じ投稿の修正前・修正後を比べる、複数案を比べる、といった使い方が適しています。