【定期】クリエイティブ部研修~動画制作に慣れよう編~
メタップスワンでは、広告のクリエイティブを社内で制作しており、スキルアップ向上のため月1回メンバー同士で研修を行っております。今回はその一部内容をご紹介できればと思います!
第2回ワークショップ:動画制作
これまでの開催ではクライアントワークを題材としていたためお見せできませんでしたが、正式開催2回目となる10月は「動画制作」に挑戦。
案件としても動画制作の機会が増えている背景を受け、「短時間で作り、フィードバックまで行う実践形式」で進めました。今回の課題設計は、動画制作経験が豊富なIさんにご担当いただきました!

事前に制作したこちらの4カットのPSD素材 をもとに、 「弊社紹介動画の一部」を想定しながらafter Effectsにて制作を進めました。
今回は
- テキストや素材の動かし方のバリエーションを知ること
- アニメーションの基礎を実践で掴むこと
- テンポ、視線誘導、構成など映像ならではの視点に触れること
をポイントに取り組んでいます。
*制作の様子

制作中は黙々と作業に集中しつつ、ツールの使い方や表現アイデアを相談し合う姿も見られました。
得意分野が異なるメンバー同士で教え合えるのも、このワークショップの良いところです。
中でもメンバーの質問で「BGMの“音ハメ”ってどうすればいいの?」という内容では新しく搭載された機能などを丁寧に答えてもらい、とても勉強になりました…!
完成品披露&フィードバック
講評は全員でひとつずつ作品を見ながら実施。
同じ素材・同じテーマなのに、完成した動画はどれもアプローチが異なり、個性に溢れた仕上がりでした。
社会人になってからこうした講評会の機会は減っていたので、なんだか学生時代を思い出し、少し懐かしい気持ちにもなりました。
・関の制作物
まだ動きが単調で硬さもあり、「もっと自然でワクワクする動きを作るには?」と悩みながらの制作でした。 主に平面デザインを担当してきた身としては、“3次元の視点”が必要な動画表現の奥深さをひしひしと痛感。今後の課題がたくさん見えた回でもありました。
・Iさんの制作物
動きの心地よさやテンポ、音の使い方、視覚の誘導設計など…さすがのクオリティ。見ているだけでワクワクしてしまう、表現力の豊かさに惚れ惚れしました!他メンバーの動画もそれぞれ全く違った視点の仕上がりに。
制作プレビューをその場で再現しながら「こういう時はこう動かすと良いよ」と実演を交えて教えてくれる場面もあり、実践+その場で学べるフィードバックがとても有意義でした。
「他メンバーの制作プロセスを見る機会が新鮮だった」 「動画を業務でも活かしてみたい」 という声も多く、チームの向上心の高さも改めて感じました。
今後に向けて
このワークショップでは、作品の完成度や優劣ではなく 新しい技術に触れること・視点を広げること・作る楽しさを思い出すこと を大切にしています。今後はデザイン領域に限らず、さまざまなテーマに挑戦しながら「 個々の“できること”の幅を広げ・チームとしての対応力を高め・どんな案件にもワクワク向き合える組織づくり」につなげていきたいと思っています。
引き続き、クリエイティブ部の活動をあたたかく見守っていただけますと幸いです。
次回のワークショップレポートもお楽しみに!